ごあいさつ


顧問: 高木 隆郎 (たかぎ ・りゅうろう) 医学博士

1929年 三重県生まれ
1953年 京都大学医学部卒業
1955年 京都大学医学部附属病院精神科勤務、同院助手
1962年 ロンドン・モーズレイ病院にて児童精神医学研修
1964年 京大アフリカ学術調査隊(人類班)・東アフリカ出張
1966年 京都大学医学部講師
1974年 京都大学医学部助教授
  海外出張: 1977〜1979年 ベルリン自由大学客員教授
1983年 京都大学医学部退職、中京区にて高木神経科医院開設

著書:「精神医学」(共著・医学書院) 他著訳書多数
    イヤーブック「自閉症と発達障害研究の進歩」編集委員長

 30年にわたる大学生活に区切りをつけ、1983年2月、中京区烏丸夷川のビルの一室に高木神経科医院を開設しました。1986年末より現在の烏丸御池という交通至便の地に移り、また1995年10月から医療法人として運営することになり、1998年5月からはデイケア部門を治療の一環として発足させました。
 地域の市民の皆様や、行政、各種専門機関、病院、開業医の先生に支えられて、精神科専門の外来診療所として堅実に発展して来ました。
 来る日も来る日も、患者さんのさまざまなお話に耳を傾けているうちに、とうとう20年が過ぎてしまいました。今後とも、患者さんの立場に立った、質の高い、信頼される医療機関を目ざして、歩んでいきたいと思っています。(2002年11月)

理事長・院長: 浜垣 誠司 (はまがき ・せいじ)

1960年 京都市生まれ
1985年 京都大学医学部卒業
1987年 大津赤十字病院精神科勤務
1989年 京都大学医学部附属病院精神科助手
1999年 京都大学医学部附属病院精神科外来医長
2001年より、現職

現在、京都大学医学部非常勤講師
    近畿精神神経学会評議員
    京都犯罪被害者支援センター専門委員
著書:「メンタルヘルスはどこへ行くのか」(共著・批評社)他

 来院された方のお話をしっかりとお聞ききして受けとめ、正しい診断と適切な治療方針のもとに、誠実に治療にあたること…。それは、精神科の医師としてあたりまえの仕事かもしれません 。しかし 私は当院においてその「あたりまえ」を追究し、信頼していただける医療を提供しようと、日々努めているところです。
 大学病院に在職していた間は、一般診療に加えて、とりわけ摂食障害やPTSDを専門的に診療することを求められていましたが、その経験をさまざまな現代的な病態の治療に生かしつつ、 当院においてはより幅広い疾患に対応した診療を行っています。また、「デイケアおいけ」が、地域における精神科リハビリテーションの拠点となるよう、 スタッフともども活動を進めています。


デイケアおいけ スタッフ

 主任:  物   尚子 (精神保健福祉士)
      久保 治子 (看護師)
      中村 友美(作業療法士)

 

 おひとりおひとりが生活の困難さを解消し、自らが望む自分らしい暮らし方を手にされることをめざしています。
 スタッフや仲間と過ごしながら、自分らしさを取り戻していくことを目的とするさまざまなプログラムを提供しています。講師・ボランティアをお招きすることで多彩な活動が、また趣味や娯楽、軽い運動から買い物・料理といった社会生活に役立つ実習的なプログラムもあります。ひとりひとりのペース、目的に合わせて利用していただけます。


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